埼玉県和光市 M様 ヘッドライト磨き 2020.11.26(Thu) Update
年式/車種
平成18年/マツダ キャロル
ご依頼内容
ヘッドライトの黄ばみ・くもりが気になり、キレイにしたいとのお問い合わせでした
01. マスキング
02. 特殊な液剤を塗布
03. 古くなったコーティングの研磨
04. ポリッシャーで研磨
05. コーティング剤を塗布
01. マスキング
ヘッドライト周辺にマスキングテープで養生していきます。
塗装面を磨いたりコーティングがかからないようにしっかりと養生作業を行い
まず簡単に表面の洗浄を行います。
02. 特殊な液剤を塗布
黄ばみを除去する特殊な液剤を塗布すると
細いクラックに染み込み、黄ばみを溶かします
03. 古くなったコーティング(塗装)を研磨
500番~3000番のペーパーを使い新車時のコート剤を剥離させていきます。
剥離作業は4工程で行っていきます。
欧州車はコート剤が非常に硬いため、粗目のペーパーにて研磨作業を行っていきます。
04. ポリッシャーで研磨
ヘッドライト表面の剥離後はヘッドライト表面に細かい磨き傷が付着します。
表面についた細かい傷をポリッシャー作業でペーパー傷を取り除き研磨していきます。
専用のポリッシャーを使い、コンパウンドも車に合った最適なものを選びます。
05. コーティング剤を塗布
ヘッドライト専用の特殊なコーティング(塗装)を塗布して
手作業で仕上げます。
完成
施工後は厳重にチェックを行います。
クリアの透明度やゴミの混入などすべてにおいて念入りにチェックを行い作業完成です。
※所要時間目安=施工時間は午前中にお預かりで夕方のご納車
※コーティング剤の硬化より12時間は、効果が薄まる為、
雨などの水分が付着しないようお気を付けください
汚れの放置はヒビ割れの原因に!
ポリカーボネイトは紫外線に弱く、長期間浴びていると劣化し黄ばむ性質があります。
この黄ばみを放置していると紫外線の影響によりレンズ表面に表層割れ(細かなひび割れ)が発生し
ひび割れの中に汚れが入り込んで黄ばんでしまいます。
黄ばみやヒビ割れを見つけたらまずはお気軽にご相談ください。
既製品の研磨剤だけでは進行が早まる
カー用品などで多く見掛けるヘッドライト専用研磨剤を使用して
ご自身で磨いてしまうと劣化が早まる可能性があります。
一時的には綺麗になりますが、コーティング(塗装)表面の黄ばみ防止剤を削ってしまい
劣化のスピードが以前にも増して早まります。(2ヶ月くらいで劣化する場合もあります。)
再度磨くと劣化のペースが速くなり、最終的には交換以外の手段が
無くなってしまう場合もあります。
多くのカーディーラーや量販店などでこのように表面を研磨してガラスコーティングを施工しているお店も多いですが
半年~1年ですぐ劣化してしまうのですそれは、コーティング剤ではヘッドライトを保護しきれない為です。